妊娠初期に起こる腰痛の原因と対処法をご紹介
「妊娠初期に腰痛なんて…」
そう考えている方が多いかもしれませんが、
多くの方が悩んでいるんです。
なぜ、妊娠初期に腰痛が起こるのか？
まだお腹も大きくなっていませんし、
腰が痛いなんて経験がない方は驚かれるでしょう。
妊娠初期に起こる腰痛の原因とは？
原因としては、
ホルモンバランスが一番関係しているのかもしれません。
妊娠すると色んなホルモンの分泌が活発になり、
ホルモンバランスが崩れて
体に様々な変化が現れますよね。
胸が大きくなったり、つわりや貧血など。
腰痛には、「リラキシン」という
ホルモンが関係しています。
妊娠中にはリラキシンというホルモンが
大量に分泌されます。
大量に分泌されると関節を緩める作用があり、
出産に向けて骨の関節を徐々に緩めて
10か月間で赤ちゃんが出てくる軌道を調節するそうです。
続きます・・・
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関節が緩むとどうなるかはわかりますよね？
骨と骨を支える力が弱くなり、
至るところに支障を来たしますが、
体の上半身を支えている腰に一番負担がかかるんです。
また、普段から運動をしておらず
筋力がない方でも妊娠初期の腰痛が起こる兆候が見られます。
妊娠初期に起こる腰痛の症状とは？
妊娠初期はつわりや身体の変化による不調で、
様々な症状が現れ戸惑うかもしれません。
初期のころから骨盤は徐々に開いていきます。
なのでこの頃から症状が出始めるんですが、
始めは骨盤の丁度真ん中あたりが痛みだし、
立ち上がる時や横になる時など
「イタタ…」と言ってしまうくらい痛くなり、
症状がひどくなると、朝起きた時に
立ち上がることができないくらいまで
傷むようになります。
妊娠初期ではまだお腹も大きくないので、
仰向けで寝ることが出来ますよね。
ですが、仰向けもできないくらい
腰痛がひどくなる方もいらっしゃいます。
妊娠初期の対処法とは？
腰痛が一度起こってしまえば、
もうひどくならないように対処していくしかありません。
一度大量に分泌されたホルモンの影響は
抑えようがありませんし、
骨盤が緩んできているからと言って、
初期には骨盤ベルトの使用もお勧めできません。
腹巻や腹帯で多少なりとも
骨盤を締めてお腹周りをサポートすることです。
安定期に入れば骨盤ベルトの使用を勧められるでしょうし、
お腹も少しずつ大きくなっていくので、
腹巻も徐々に慣れていくでしょう。
続きます・・・
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お風呂で身体を温めるというのも腰痛に効果的です。
ですが、マッサージやツボ押しに対しては賛否両論です。
むくみや肩こりへのマッサージなら問題はないんですが、
指圧するようなマッサージは
早期流産の危険性を高めるという意見もあります。
個人的には血行を良くする程度のマッサージや
お風呂でリンパを温めながらマッサージすることは
リラックス効果があるので、つわりや体調の変化で
辛い時期の身体には良いと思います。
妊婦体操の中には腰痛改善の体操があります。
特に四つん這いになってハイハイするような
姿勢の体操がおすすめです。
お腹へ負担のかからない妊婦体操は、
安産へも繋がるので
積極的に行いたいですね。
もしこれから妊娠を考えているのなら、
出来るだけ筋力をつけて
緩んでいく関節を筋力で補えるように
腰痛対策をしておきたいですね。
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