妊娠初期に起こる下腹部痛の原因と対処法

妊娠初期の頃にお腹の痛みを感じる人が多いでしょう。これから成長していくお腹の中の赤ちゃんのための部屋を作るべく、子宮が大きくなろうとしているからなのです。

妊娠したお腹の中は、目には見えませんが、特に初期の頃は、めまぐるしい変化を起こしています。胎盤を作ったりしているためにお腹の筋肉が引っ張られて、それを痛みに感じることがあるといいます。

ですので、痛みとしては、下痢や胃痛のときに感じるような痛みではなく、下腹部に生理痛のとき感じるような痛みに似ているといいます。我慢できないくらいの激しい痛みではなく、なんだか下腹部が痛いなと感じる程度の痛みです。

妊娠初期のまだ妊娠に気がついていない人などは、生理前の下腹部痛と勘違いする人も多いようです。しかし、予定日になっても生理がこないため、そこで始めて妊娠が分かるというケースも多いようです。

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しかし、妊娠に気がついていて、下腹部痛が起こる場合、妊娠の異常や流産を心配する人もいるようですが、この下腹部痛は、問題がありませんので、あまり心配しすぎないようにしてください。

また、妊娠初期は便秘や下痢になりやすいので、そのせいで起こる腹痛の場合も考えられます。その場合もよく起こることなので、あまり気にする必要はないでしょう。

ただし、あまりにも長く続くようでしたら、自分で勝手に市販の薬を使わずに、産婦人科で薬を処方してもらいましょう。

かといって、全ての腹痛に問題がないわけではありません。妊娠初期に限らず妊娠期間中全般を通して言えることですが、予定日でもないのに、我慢ができないくらいの激しい腹痛の場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。

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その場合は、妊娠の異常や流産の危険性が考えられます。また、激しい痛みと共に出血をしていたりする場合は特に要注意です。また、激しい痛みを伴わなくても、おかしいと感じたら、そのままにしたり、勝手に自己判断をしたりせずに、医療機関を受診するようにしましょう。

これくらいのこと、と軽く考えずに、少しでもおかしいと感じたら医療機関で相談することをお勧めします。神経質になりすぎるのもよくはありませんが、おかしいと思ったら、すぐに病院へ行って、くださいね。赤ちゃんに何かあってからでは遅いのです。何もなければ、安心ですものね。

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